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高病原性の新型インフルエンザ発生のシミュレーション


■新型インフルエンザ発生
最初は国外で新型インフルエンザが発生する確率が高いです。WHOが人から人への感染を確認し、フェイズ4を宣言する頃には感染がその国の外に広がり始めている頃でしょう。厚生労働省もこの段階をフェイズ4Aとしています。国内で新型インフルエンザ患者が見つかるフェイズ4Bに移行するのも時間の問題となります。

■国内への侵入
新型インフルエンザが発生した国への旅行者や、仕事で渡航していた人が、新型インフルエンザに感染し、症状がまだ出ていない「潜伏期間」の間に、日本へ帰って来る可能性があります。発症していれば、空港の検疫所ですぐ分かりますが、潜伏期間の間であれば検疫所を通過してしまう可能性が高いのです。大量で高速の交通網が発達した現在では、インフルエンザのように伝播力の高い病気を水際で食い止めるのは至難の技のように思われます。

■フェイズ4B
一般のインフルエンザも毎年流行するように新型インフルエンザも拡がりだすと流行を止めるのは難しいでしょう。国内での新型インフルエンザの発症者が確認されると、その感染者が発症する1日程前から近くにいた人達へ、空気感染している可能性が高くなります。新型インフルエンザの怖い所は発症する1日程前の潜伏期間の時からウィルスを撒き散らし始めることなのです。新型インフルエンザを発症した患者が確認された時には感染が拡大を始めている可能性が高いのです。

■1人目の患者発生から2〜5日後
この頃には、感染が拡大し、発症者も続々と確認されることでしょう。新型インフルエンザが発生すると、最初は設備の整った指定病院で隔離することになっています。この病床もいっぱいになるのは時間の問題です。ニュースなどの報道も新型インフルエンザが発生した話題で持ちきりになるでしょう。新型インフルエンザの封じ込めに失敗し、発症者が続々と確認され出すと、スーパーなどでは食料品や日用品を買い占める人たちで混雑し、ガソリンスタンドでもガソリンを入れる長い行列が出来ます。

■1週間〜10日後
大都市での新型インフルエンザの流行は拡大の一途をたどり、厚生労働省もフェイズ5Bを宣言します。国民には不要不急の外出をしないように強く求められます。日毎に増える患者を診るために、公園や学校の校庭のような広い場所には発熱センターが設置されるでしょう。

■2週間後
発熱センターには診察を受けるための長い列が出来ています。診察を受けるために何時間も待ち、待っている間に亡くなる人も出てくるかもしれません。診察を受けても処方されるはずのタミフルが無くなっている可能性もあります。タミフルの総備蓄量は2500万人分です。現場のタミフルが無くなれば、備蓄先から送られて来るのを待つようになるのですが、輸送がスムーズに行われれば良いのですが、物資を運搬する人達が発症すると、配達が滞る可能性もあります。入院患者を受け入れることもできない医療機関はほぼ破綻状態となり、会社や工場も閉鎖され、経済にまで影響が出始めます。感染者が全国に拡大していることでしょう。

■1ヵ月後
新型インフルエンザの流行は、災害時と同じような状況になり、自衛隊が出動することでしょう。新型インフルエンザの最初の流行は6週間〜8週間続くとみられており、依然として終息する気配はないようです。

■2ヵ月後
疫病の流行の終息の兆しも見え始めましたが、まだまだ予断は許されません。最初の流行が収まったように見えても、最初に罹らなかった人たちが感染を始めることでしょう。第2波、第3波と流行は続き、ワクチンを接種するか、1度感染し免疫を持つまでは、流行は続くのです。

厚生労働省は8週間で全人口の25%の3200万人が新型インフルエンザにかかり、その内最高2500万人が病院へ来ると予測しています。そのために2500万人分のタミフルを準備しているのです。新型インフルエンザがスペイン風邪程度の重度の致死率2%で計算すると64万人が死亡するとなるのです。

最悪の場合これで終わるとは思えません。8週間でこれなので、半年後、1年後にどうなっているのかはシミュレーションされていません。政府の対応が後手後手に回り、日本人全員が感染し、致死率が50%までいけば日本の人口が半分になることになります。ここまでひどくはないでしょうが、2008年現在、日本の人口が約1億2780万人いるそうです。2500万人分のタミフルがあります。ワクチンも2千万本〜3千万本あるとします。4500万人〜5500万人が治療や予防ができると仮定すると、約7000万人〜8000万人が治療も予防もできずに新型インフルエンザの感染の危険に怯えなくてはいけません。もしかしたらそれ以上の数になるかも知れません。ここから先はあえて計算はしませんが、相当の被害が出ることが容易に予測することができそうです。タミフルが足りなくなれば、海外から輸入しなくてはなりませんが、全世界で必要とされるので、タミフルの生産が間に合わないか、価格が高騰するかもしれません。ワクチンが早くできれば良いのですが、それまでは感染しないようにしたいものです。

次は、シミュレーションを元にサバイバル

新型インフルエンザって何?


高病原性鳥インフルエンザ人感染状況

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